【配給】日活
【原作】川内康範
【監督】鈴木清順
【出演】渡哲也/松原智恵子/川地民夫/二谷英明/郷鍈治/浜川智子/吉田毅(新人)/玉川伊佐男/江角英明/北竜二/日野道夫/玉村駿太郎/緑川宏/長弘/久松洪介/柴田新三/木浦佑三/伊豆見雄/二階堂郁夫/本目雅昭/戸波志朗/小林亘/沢美鶴/荒井岩衛/横田楊子/高緒弘志/大庭喜儀/中平哲仟/溝口拳/北上忠行/高瀬将敏(技斗)
Contents
主題歌・挿入歌
主題歌
☆「東京流れ者」渡哲也
挿入歌
☆「ブルーナイトインアカサカ」鹿乃侑子
☆「男のエレジー」二谷英明
・「フリフリ」田辺昭知とザ・スパイダース
・「燃える恋の炎」藤原伸
(☆印:OPまたはEDでクレジットされている曲)
楽曲使用シーン
1.「東京流れ者」(インスト)
冒頭、哲也(渡哲也)の登場シーンで流れる。
2.「東京流れ者」
タイトルバックで流れる。
3.「東京流れ者」
「アルル」の準備中に、千春(松原智恵子)が敬一(吉田毅)のピアノにあわせて歌う。
4.「ブルーナイトインアカサカ」(インスト)
千春と哲也が遊技場で遊ぶシーンで流れる。
5.「フリフリ」
吉井(日野道夫)が大塚(江角英明)の事務所にやってきたときに、下のジャズ喫茶「マンホール」で流れている店内BGM。
6.「燃える恋の炎」
吉井が判を押せと言われるシーンで流れる店内BGM。
(劇中では「ハートを握りしめろ」という曲名の設定。)
7.「東京流れ者」
「アルル」のカウンターで哲也が歌う。
8.「東京流れ者」
スクラップ工場で哲也と辰造(川地民夫)が対決するシーンで流れる。
9.「ブルーナイトインアカサカ」
「アルル」のステージで千春が歌う。
10.「東京流れ者」
哲也が雪の中を歩きながら歌う。
11.「男のエレジー」
健次(二谷英明)の登場シーンで流れる。
12.「東京流れ者」(インスト)
哲也が健次のもとをでて旅に出るシーンで流れる。
13.「ブルーナイトインアカサカ」(インスト)
汽車に乗った哲也が千春と再会するシーンで流れる。
14.「東京流れ者」
哲也が渡り歩いた町の映像 ~ 佐世保にたどり着くシーンで流れる。
15.「東京流れ者」(口笛)
哲也が倒れたまま口笛を吹く。
16.「ブルーナイトインアカサカ」
「アルル」のステージで千春が歌うが、哲也が死んだと聞いて倒れる。
17.「東京流れ者」(インスト)
千春がマンションからいなくなるシーンで流れる。
18.「ブルーナイトインアカサカ」
大塚に脅され、敬一がピアノを弾き、千春が歌う。
19.「ブルーナイトインアカサカ」(インスト)
哲也と千春が抱き合うシーンで流れる。
20.「東京流れ者」
ラスト、夜の町に消える哲也の後ろ姿とともに流れる。
ここまでハッキリと誰がみても吹き替えとわかるような吹き替えも、そうそうないんじゃないでしょうか(笑)
ジャズ喫茶で流れる「燃える恋の炎」を歌っているのは藤原伸。
劇中では、佐々カズオが歌う「ハートを握りしめろ」という曲…という設定になっています。
藤原伸は、のちの作曲家・曽根幸明。 藤田功という名前でも歌手活動をしていました。
「燃える恋の炎」は、同じく鈴木清順監督の『河内カルメン』の挿入歌にもなっています(クレジットもあり)。
『河内カルメン』では本人の歌唱シーンもあるので、じっくり聴きたい方にはオススメです!
「チャームレディ」と「ライトパンチ」の露骨な宣伝に、繰り返し挿入される渡哲也の「東京流れ者」に洗脳されそうになる、とても楽しい作品です(笑)