暖き風【公開日:1943年6月24日】

『暖き風』1943年(昭和18年)/製作:松竹/配給:映画配給社

暖き風
【公開】1943年(昭和18年)
【製作】松竹
【配給】映画配給社
【監督】大庭秀雄
【出演】志村喬/岡村文子/佐分利信/眞山くみ子(大映)/原保美/三桝万豊(無所属)/伊藤智子(東宝)/國友和歌子/横井亜子/風見章子/神田澄孝/日高ゆりゑ(無所属)/髙野芳子/岡田和子/土紀柊一/山路義人/戸田春子/橋本克己/髙梨光代/日野道夫/玉島愛造/中村正太郎/静山繁男/山ノ上於久良/長尾敏之助/前田静男/柾木欣之助/近衛周/水川千鶴/千賀浦景子

Contents

主題歌・挿入歌

挿入歌

  • 「兵隊さんよありがとう」

(☆印:OPまたはEDでクレジットされている曲)

 

楽曲使用シーン

1.「兵隊さんよありがとう」
春子(髙野芳子)が母親(日高ゆりゑ)と一緒に くに子(風見章子)を待つシーンで流れる。

 

MEMO
大庭秀雄監督の国策映画。
俳句を嗜んでいる志村喬らが句を詠むシーンがあり、それらが効果的にメッセージを伝達する役割も果たしています。

劇中で流れる「兵隊さんよありがとう」は、松原操・飯田ふさ江のSP音源ではなく、子どもの歌声。
コロムビア児童合唱団が歌ったものが松原操・飯田ふさ江のSPのB面になっていますが、その音源とも違うようです。

神田隆(神田澄孝名義)は、本作がデビュー作らしい。
シュッとしたカッコイイ神田隆の姿が確認できます。

新婚旅行にも行かずに勤労に勤しむ夫婦の姿に感動した…等、いろいろ盛り込んだ、とてもわかりやすい国策映画なんですが、 ラストは唐突に終わってしまった感あり。
え、ここで終わりなの???と、ちょっと物足りない感じもありますが、全体としては面白い作品だと思います。

 

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Author:加陽 栄華(Kayo Eiga

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昔の曲について調べるのは結構大変な作業で、タイトルがわからない曲もあります。
当時は大変流行っていたであろう曲でも、私が全く知らない可能性もあります。
調べてもタイトルがわからなかった曲については、「?」としてあります。
特に戦前・戦中の映画などは歌詞が聞き取りづらいものも多く、不明な曲が多いです。

不明曲についてご存じの方がいらっしゃいましたら、ご教示頂けますと幸いです。
また、もし間違いなど発見されましたら、ご指摘いただけますと大変助かります。