警視庁物語 遺留品なし【公開日:1959年9月15日】

警視庁物語 遺留品なし
【公開】1959年(昭和34年)
【配給】東映
【監督】村山新治
【出演】南廣/堀雄二/星美智子/木村功/神田隆/松本克平/藤里まゆみ/東惠美子/殿山泰司/花沢徳衛/長谷部健/山本麟一/成瀬昌彦/岩城力/佐原広二/須藤健/八代万智子/谷本小夜子/月村圭子/岡真紀子/石川亮子/古賀京子/山本緑/杉山徳子/北峰有二/片山滉/田中和子/杉丘のり子/花房千晴/石川克二/滝島孝二/友野博司

Contents

主題歌・挿入歌

挿入歌

  • 「行商人」ロシアの歌
  • 「泉のほとり」ロシアの歌

 

(☆印:OPまたはEDでクレジットされている曲)

 

楽曲使用シーン

1.「行商人」
昼休み、ビル内で働く人たちが屋上で歌っている。

2.「泉のほとり」
昼休み、ビル内で働く人たちが屋上で歌っている。

 

MEMO
「行商人」は、フォークダンスでおなじみの「コロブチカ」といった方がわかる人が多いかもしれません。
日本語詞はいろんなバージョンがありますが、本作の中で歌われているのは、津川主一が訳詞したものです。
お昼休みに屋上で社員たちが歌う・・・というシーンは、うたごえ運動が盛んだったこの時代の作品にはよく見られますね。

「泉のほとり」は、同じ曲で歌詞が違う「ともだちの歌」という曲も存在します。
「ともだちの歌」は小学校で習ったから知っている!・・・という人も多いかもしれませんね。
「泉のほとり」というタイトルでピンとこなくても、曲を聴けばわかる人が多いのではないでしょうか。

出演者についてですが、八名信夫がノンクレジットで出演しています。
プロ野球・東映フライヤーズの選手だった八名信夫は、前年の1958年(昭和33年)のシーズン中に故障し、それがもとで引退。
本作への出演は、親会社・東映の俳優に転身してからまだ間もない頃ですね。
捜査線上に浮かび上がってきた、ダンス教室に勤める男の役を演じています。
セリフがないチョイ役ですが、やっぱり目立ちます(笑)
悪役ではないのですが、タバコ吸う姿には既にワルの風格が漂っています。

 

 

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Author:加陽 栄華(Kayo Eiga

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昔の曲について調べるのは結構大変な作業で、タイトルがわからない曲もあります。
当時は大変流行っていたであろう曲でも、私が全く知らない可能性もあります。
調べてもタイトルがわからなかった曲については、「?」としてあります。
特に戦前・戦中の映画などは歌詞が聞き取りづらいものも多く、不明な曲が多いです。

不明曲についてご存じの方がいらっしゃいましたら、ご教示頂けますと幸いです。
また、もし間違いなど発見されましたら、ご指摘いただけますと大変助かります。