愛染かつら 総集篇(1938-39)

『愛染かつら 総集篇』
■公開:1938年(昭和13年)・1939年(昭和14年)
■配給:松竹
■監督:野村浩将
■原作:川口松太郎
■出演:田中絹代・上原謙・佐分利信・大山健二・水戸光子・三桝豊・桑野通子・藤野秀夫・葛城文子・森川まさみ・河村黎吉・吉川満子・小島敏子・斎藤達雄・坂本武・岡村文子・出雲八重子・東山光子・忍節子・草香田鶴子・久原良子 ほか

Contents

主題歌・挿入歌

主題歌

  • 「旅の夜風」霧島昇、ミス・コロムビア
  • 「悲しき子守唄」ミス・コロムビア

挿入歌

  • 「ピアノ・ソナタ 第14番『月光』第1楽章」ベートーヴェン
  • 「ドリゴのセレナーデ」リッカルド・ドリゴ
  • 「蛍の光」唱歌
  • 「月のセレナーデ」松平晃
  • 「戦場投ぶし」霧島昇

 

(☆印:OPまたはEDでクレジットされている曲)

 

楽曲使用シーン

1.「旅の夜風」
タイトルバックで流れる。

2.「ピアノ・ソナタ 第14番『月光』第1楽章」
浩三(上原謙)の博士号取得パーティーの余興で、竹子(森川まさみ)が演奏。

3.「ドリゴのセレナーデ」
余興でかつ枝(田中絹代)が独唱し、浩三が伴奏。

4.「旅の夜風」
かつ枝が新橋駅へ向かうところで流れる。

5.「旅の夜風」
服部(佐分利信)の家に浩三を訪ねるも会えず、途方に暮れてひとり歩くかつ枝の姿とともに流れる。

6.「旅の夜風」(インスト)
かつ枝が愛染かつらのところへ向かうときに流れる。

7.「蛍の光」(インスト)
未知子(桑野通子)が乗った船が出るときに流れる。

8.「月のセレナーデ」
かつ枝がレコード会社を訪ねたときに、奥の部屋で歌っているのが聞こえてくる。

9.「戦場投ぶし」
かつ枝がステージに出てくる前に、霧島昇がステージで歌う。

10.「悲しき子守唄」
劇中では「母の愛」という曲名。
かつ枝がステージで歌う。

11.「悲しき子守唄」(インスト)
ラスト、浩三とかつ枝が再会し言葉を交わすところで流れる。

 

MEMO
田中絹代が歌うシーンは吹き替えだそうです。

 

 

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昔の曲について調べるのは結構大変な作業で、タイトルがわからない曲もあります。
当時は大変流行っていたであろう曲でも、私が全く知らない可能性もあります。
調べてもタイトルがわからなかった曲については、「?」としてあります。
特に戦前・戦中の映画などは歌詞が聞き取りづらいものも多く、不明な曲が多いです。

不明曲についてご存じの方がいらっしゃいましたら、ご教示頂けますと幸いです。
また、もし間違いなど発見されましたら、ご指摘いただけますと大変助かります。