あゝ予科練【公開日:1968年6月1日】

あゝ予科練
【公開】1968年(昭和43年)
【配給】東映
【監督】村山新治
【出演】鶴田浩二/西郷輝彦(クラウン)/梅宮辰夫/千葉真一/藤純子/大原麗子/城野ゆき/谷隼人/太田博之/宮土尚治/長沢純/伊丹十三/曽根晴美/室田日出男/山城新伍/沢村貞子/春川ますみ/荒木道子/南道郎/御木本伸介/潮健児/土山登士幸/滝島孝二/伊藤敏孝/小林稔侍/鶴賀二郎/日尾孝司/木下陽夫/長島寛/谷本小代子/坂本香織/大森不二香/平賀あさ子/安城由貴子/桐島好夫/山田人志/菅野精一/保坂礼二/亀田秀紀/高橋昌也(ナレーター)/池部良/丹波哲郎/伴淳三郎
【協力】予科練之碑顕彰会/毎日新聞社(青春の遺書“予科練”戦没者の手記)

Contents

主題歌・挿入歌

主題歌

☆「若鷲の歌」西郷輝彦

挿入歌

☆「ある晴れた日に」西郷輝彦
・「同期の桜」軍歌
・「あゝ紅の血は燃ゆる」酒井弘/安西愛子(歌詞の引用のみ)
・「海ゆかば」軍歌(インストのみ)

(☆印:OPまたはEDでクレジットされている曲)

 

楽曲使用シーン

1.「若鷲の歌」
タイトルバックで流れる。

2.「若鷲の歌」
予科練の訓練の様子とともに流れる。

3.「若鷲の歌」
予科練生が輪になって歌う。

4.「ある晴れた日に」
和久(西郷輝彦)らが戦死した仲間の墓に手を合わせるシーンで流れる。

5.「同期の桜」
出撃前日の宴会の席で歌われる。

6.「あゝ紅の血は燃ゆる」(歌詞の引用のみ)
佐々木上飛曹(南道郎)の台詞に歌詞が引用されている。

7.「海ゆかば」(インスト)
搭乗員たちが出撃機に乗り込むシーンで流れる。

8.「若鷲の歌」
ラスト、静かな海の映像とともに流れる。

 

MEMO
挿入歌の「ある晴れた日に」は、墓前で手を合わせるシーンのバックに流れるのですが、なんだか亡霊の歌声みたいになっていて、ちょっと怖い…(笑)
とてもいい歌なんですけどね。

仲間との別れも、家族の死も、ひたすら淡々と描かれます。
でも、それが逆に印象的といいますか、リアルな感じがします。
この時代を生き抜いてきた人たちにとっては、死というものは常にすぐそばにあるものであり、今この時代を生きる人間とは死生観も違うのだろう…ということを、昔の戦争映画を観ているとしみじみと感じますね。

静かな海と一緒に「若鷲の歌」が流れるラストの画はいいですね。
飢餓海峡』のラストを思い出しました。
飢餓海峡』は戦争映画ではありませんが、鎮魂という意味では同じだと思います。

 

 

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Author:加陽 栄華(Kayo Eiga

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昔の曲について調べるのは結構大変な作業で、タイトルがわからない曲もあります。
当時は大変流行っていたであろう曲でも、私が全く知らない可能性もあります。
調べてもタイトルがわからなかった曲については、「?」としてあります。
特に戦前・戦中の映画などは歌詞が聞き取りづらいものも多く、不明な曲が多いです。

不明曲についてご存じの方がいらっしゃいましたら、ご教示頂けますと幸いです。
また、もし間違いなど発見されましたら、ご指摘いただけますと大変助かります。