【配給】東映
【原作】草柳大蔵(「特攻の思想」より)
【監督】山下耕作
【特撮監督】本田達男
【出演】鶴田浩二/池部良/伊吹吾郎/岩尾正隆/池内納/羽田龍美/原健策/原田清人/早川典男/葉山良二/林彰太郎/長谷川明男/西村泰治/鳥井敏彦/鳥巣哲生/友金敏郎/渡瀬恒彦/加藤成/川谷拓三/川浪公次郎/片桐竜次/金子信雄/谷口修/髙並功/檀ふみ/司裕介/津野途夫/月形哲之介/辻義博/奈辺悟/成瀬正孝/中田博久/中谷一郎/中村玉緒/中村錦司/那須伸太朗/室田日出男/武藤敏治/村上冬樹/内田朝雄/内田稔/梅宮辰夫/野田隆春/野口貴史/丘路千/太田博之/大月正太郎/大矢敬典/大木晤郎/大木実/黒沢年男/国一太郎/久保浩/楠本健二/山田良樹/山田吾一/山口明/山城新伍/山下勝也/山本麟一/待田京介/松方弘樹/松本泰郎/誠直也/前川良三/舟橋竜二/福富太郎/藤沢徹夫/小泉洋子/小林芳宏/小林旭/小玉政幸/江原真二郎/遠藤太津朗/有川正治/有川博/有島淳平/青木卓司/芦田鉄雄/安藤昇/西城秀樹/佐藤慶(ナレーター)/沢美鶴/桜木健一/佐野守/笹木俊志/桐島好夫/木谷邦臣/北田登/北村英三/北大路欣也/清田昌平/幸英二/三上真一郎/蓑和田良太/宮城幸生/白井孝史/久田雅臣/疋田泰盛/森源太郎/森谷譲/森山周一郎/毛利菊枝/菅原文太
Contents
主題歌・挿入歌
挿入歌
- 「ダンチョネ節」
- 「同期の桜」
- 「ラバウル海軍航空隊」
(☆印:OPまたはEDでクレジットされている曲)
楽曲使用シーン
1.「ダンチョネ節」(替え歌?)
久納(伊吹吾郎)?がピアノを弾きながら歌う。
(暗くて顔がよく見えないのですが、たぶん伊吹吾郎。)
2.「同期の桜」
大西(鶴田浩二)と児玉(小林旭)が会話するシーンのバックで、海辺で歌う兵隊たちの歌声が聞こえる。
3.「ラバウル海軍航空隊」
改田(渡瀬恒彦)と照美(檀ふみ)の仮祝言の席で歌われる。
3時間超えの大作ですが、そんなに長いとは感じませんでした。
「特攻の生みの親」といわれる大西瀧治郎(鶴田浩二)が本作の主役。
大西の苦悩が伝わってくる作品です。
終戦後の大西の自決や、終戦後もつづいた厚木基地の混乱の様子までが描かれています。
切腹後の「なるべく長く苦しんで死んだ方がよい」という大西の台詞に、すべてが凝縮されています。
本作の公開当時、渋谷・南平台にあった次長官邸はまだ残っていて、実際に大西が自決した部屋の映像も終盤に出てきます。
発展する渋谷の街と、忘れ去られてしまった部屋との対比に、何ともいえない気持ちになります。