【配給】東宝
【原案】北山修
【監督】松本正志
【出演】島村美輝/加藤小代子/酒井和歌子/右京千晶/大槻純子/沢井正延/吉田真由美/チューリップ/ア・リトル・モア・ヘック/原保美(協力出演・俳協)/森幹太/寄山弘/河村弘二/寺島信子/若松和子/杉田俊也/加地健太郎/三重街恒二/三上左京/今西正男/池田勝/和田周/佐藤明彦/中島純一/十和田聞/倉田侑治/広瀬正一/水城リカ/アミ・アツコ/大月麗子/風間ユカ/豊田千鶴子/青柳直美/須田良江
Contents
主題歌・挿入歌
主題歌
- 「戦争を知らない子供たち」ジローズ
挿入歌
- 「麦と兵隊」戦時歌謡(歌:島村美輝)
- 「歌の翼に」メンデルスゾーン
- 「ピンクの戦車」はしだのりひことシューベルツ
- 「どこまでも どこまでも」チューリップ
- 「勘太郎月夜唄」小畑実
- 「海はきらいさ」はしだのりひことシューベルツ(歌:島村美輝)
- 「軍艦行進曲」(インストのみ)
- 「御意見無用(いいじゃないか)」ザ・モップス
(☆印:OPまたはEDでクレジットされている曲)
楽曲使用シーン
1.「戦争を知らない子供たち」
タイトルバックで流れる。
2.「麦と兵隊」
車中で一郎(島村美輝)が歌い、父親(原保美)から「嫌な歌知ってるんだな」と言われる。
3.「戦争を知らない子供たち」
「麦と兵隊」を歌った一郎に対して、父親が「一緒に歌わないか」と歌う。
4.「歌の翼に」
校舎に合唱の歌声が響く。
5.「ピンクの戦車」
ラジオから歌が流れる。
6.「どこまでも どこまでも」
一郎・博(沢井正延)・麗子(加藤小代子)が3人で旅に出るシーンで流れる。
7.「勘太郎月夜唄」
市川金五郎一座の『瞼の母』で、麗子がレコードをかける。
8.「勘太郎月夜唄」
女風呂?から麗子の歌声が聞こえてくる。
9.「海はきらいさ」
一郎がギター弾き語り。
10.「戦争を知らない子供たち」(インスト)
麗子のダンスのBGM。
11.「どこまでも どこまでも」
チューリップが演奏。
12.「軍艦行進曲」(インスト)
チューリップが演奏している横で、音楽を流しながらトラックが入ってくる。
13.「御意見無用(いいじゃないか)」
松明を手にした褌姿の男たちが車を囲むシーンで流れる。
14.「戦争を知らない子供たち」
ラスト、一郎が学校へ向かうシーンで流れる。
いま観てもそんなに古いと感じない作品ですが、一郎(島村美輝)らが歩く後ろに映り込む『辻が花』『約束』の映画看板なんか見ると、やっぱり時代を感じますね。
ノンクレジットで岡田裕介がちょこっと出ています。
本作のなかで流れる「戦争を知らない子供たち」は、ジローズのレコード音源とは別のもので、杉田二郎がひとりで歌っているようです。
オープニングロールでは特に主題歌としてクレジットされていませんが、東宝のデーターベースでは主題歌となっています。
ラジオから流れる「ピンクの戦車」の歌声は、はしだのりひことシューベルツの声とは違うと思います。
なんか高田渡っぽいような歌い方にも聞こえますが…。
オリジナル・サウンド・トラック盤には、北山修が歌う「ピンクの戦車」が収録されているようなので、もしかして北山修が歌っている???
サントラのレコードを実際に聞いて確認したわけではないので何ともいえませんが、もしレコード入手できたら検証してみたいと思います。
『瞼の母』のシーンで流れる「勘太郎月夜唄」は、1943年(昭和18年)にリリースされた小畑実・藤原亮子の音源ではなく、小畑実がひとりで歌っているバージョンです。