百万ドルの明星 陽気な天国【公開日:1955年1月2日】

『百万ドルの明星 陽気な天国』
■公開:1955年(昭和30年)
■配給:日活
■監督:古川綠波
■出演:近江俊郎/森繁久彌/三木のり平/古川綠波/曉テル子/丹下キヨ子/東郷たまみ/城美保子/姫路和子/コロムビア・トップ/コロムビア・ライト/宮尾たか志/二見朗/三越富夫/加藤章と楽団スイング・ハーモニーズ/陸奥明と楽団レッド・ローズ
■特別出演:神楽坂はん子(コロムビア)/奈良光枝(コロムビア)/菅原ツヅ子(テイチク)/津村謙(キング)/眞木不二夫(テイチク)/白根一男(テイチク)/曽根史郎(ポリドール)/古賀政男/東郷青兒/菅原通済/宮田東峰/町春草

Contents

主題歌・挿入歌

主題歌

  • 「湖畔のエレジー」近江俊郎

挿入歌

  • 「ゲイシャ・ワルツ」神楽坂はん子(歌:森繁久彌 ほか)
  • 「二人は若い」ディック・ミネ/星玲子(インストのみ)
  • 「結婚行進曲」ワーグナー
  • 「泪の連絡船」眞木不二夫
  • 「湯の町物語」近江俊郎
  • 「南の花嫁さん」高峰三枝子(歌:城美保子)
  • 「湯の町シャンソン」近江俊郎
  • 「青春の明星」水原アキ子(城美保子の役名)
  • 「海峡ブルース」白根一男
  • 「四月の或る日」東郷たまみ
  • 「ビビディ・バビディ・ブー」(歌:森繁久彌)※替え歌
  • 「埴生の宿」(インストのみ)
  • 「ギター泣かせて」曽根史郎
  • 「嘆きの孔雀」奈良光枝
  • 「待ちましょう」津村謙
  • 「センチメンタル・ビギン」水原アキ子(城美保子の役名)
  • 「連絡船の唄」菅原ツヅ子
  • 「こんなベッピン見たことない」神楽坂はん子(withコロムビア・トップ&ライト)
  • 「湯の町エレジー」近江俊郎

ほかにも、タイトル不明曲の歌唱シーンあり。

(☆印:OPまたはEDでクレジットされている曲)

 

楽曲使用シーン

1.「青春の明星」(インスト)
タイトルバックで流れる。

2.「湖畔のエレジー」
タイトル明け、海をバックにヒロシ(近江俊郎)が歌う。

3.「?」
ヒロシと三平(三木のり平)が流しで歌う。

4.「ゲイシャ・ワルツ」
久森(森繁久彌)が芸者と一緒に歌う。

5.「二人は若い」(インスト)
三平がアコーディオンで演奏。

6.「結婚行進曲」
三平がアコーディオンで演奏。

7.「泪の連絡船」
テストを受けるためレコード会社にやってきたヒロシたちが、眞木不二夫が歌うところを見学(指揮は宮田東峰)。

8.「湯の町物語」
ヒロシがテストで歌うが、“近江俊郎の声帯模写” と言われてしまう。

9.「南の花嫁さん」
急遽テストを受けることになったアキ子(城美保子)が、テストで歌う。

10.「湯の町シャンソン」
ヒロシと三平が流しで歌う。

11.「青春の明星」
水原アキ子のデビュー曲。
喫茶店でレコードが流れる。

12.「海峡ブルース」
社長(古川綠波)宅のパーティーで白根一男が歌う。
(2番はとばして1番・3番のみ。)

 

13.「四月の或る日」
社長宅のパーティーで、社長の娘・たまみ(東郷たまみ)が歌う。

14.「ビビディ・バビディ・ブー」(替え歌)
社長宅のパーティーで、古賀政男に怒られた久森が歌う。

15.「埴生の宿」(インスト)
東京に出てきたおテル(曉テル子)がヒロシと再会を果たすシーンで流れる。

16.「ギター泣かせて」
キャバレーで曽根史郎が歌う。

17.「?」
ミネ子(姫路和子)が勤めるバーで、ヒロシが流しで歌う。
(たぶん「3」で歌っているのと同じ曲。)

18.「?」
ミネ子が勤めるバーで、おテルが歌う。

19.「嘆きの孔雀」
「百万弗の明星 大音楽会」で奈良光枝が歌う。

20.「待ちましょう」
「百万弗の明星 大音楽会」で津村謙が歌う。

21.「センチメンタル・ビギン」
「百万弗の明星 大音楽会」でアキ子が歌う。
『青春の明星』のカップリング…という設定の曲。
歌詞に“センチメンタル・ビギン”という言葉が出てくるので、おそらくこの曲が『センチメンタル・ビギン』だと思われます。

22.「連絡船の唄」
「百万弗の明星 大音楽会」で菅原ツヅ子が歌う。

23.「こんなベッピン見たことない」
「百万弗の明星 大音楽会」で神楽坂はん子が歌う(withコロムビア・トップ&ライト)。

24.「湯の町エレジー」
「百万弗の明星 大音楽会」で近江俊郎が歌う ~ 故郷に帰ったヒロシが海辺で歌う。

 

MEMO
出演者がとにかく超豪華!
当時のスター歌手が次から次へと登場し、流行歌をたっぷりと聴かせてくれます。
これだけで、もう楽しくって楽しくって。
さらには、美術の東郷青児、音楽の古賀政男らも特別出演!
古賀政男は登場シーンが割と多めです。
わたしは東郷青児が好きなので、彼の絵がいたるところにチョイチョイ登場するのが、観ていてとても幸せな気持ちになりましたね~。

劇中に登場する水原アキ子(城美保子)のデビュー曲「青春の明星」は、OPでもインストが使われているのですが、OPのアレンジもこれまたカッコよくて、ノリノリで聴いちゃいます♪

 

【出演】近江俊郎/森繁久彌/三木のり平/古川綠波 ほか。【特別出演】神楽坂はん子(コロムビア)/奈良光枝(コロムビア)/菅原ツヅ子(テイチク)/津村謙(キング)/ 眞木不二夫(テイチク)/白根一男(テイチク)/曽根史郎(ポリドール)ほか。
 

 

関連作品

  1. みな殺しの霊歌【公開日:1968年4月13日】

  2. 警視庁物語 逃亡五分前【公開日:1956年2月18日】

  3. 兵隊やくざ殴り込み【公開日:1967年9月15日】

  4. 多羅尾伴内 七つの顔の男だぜ【公開日:1960年4月26日】

  5. 人間魚雷出撃す【公開:1956年12月】

  6. 嵐を呼ぶ男(1957)【公開日:1957年12月28日】

  1. サイト移転のお知らせ

  2. ねんねこ社員【公開日:1956年7月25日】

  3. 警視庁物語 血液型の秘密【公開日:1960年6月7日】

  4. 警視庁物語 深夜便130列車【公開日:1960年1月27日】

  5. 象を喰った連中【公開日:1947年2月11日】

当サイトについて

Author:加陽 栄華(Kayo Eiga

掲載している情報は、管理人・加陽が個人的に調べたものです。
★★無断転載・無断使用は厳禁です!★★
調査・検証については慎重に行っておりますが、情報の正確性を保証するものではありません。

★基本的には、歌入りの曲のみを拾って調べています。
★インストは、クラシックなどの有名曲は拾っている場合もありますが、基本はスルーしています(キリがないので)。
★歌唱シーンや演奏シーンについては、実際に役者本人が歌唱・演奏しているかどうかについては検証していません。
★カテゴリ「歌唱シーンあり」⇒ステージでの歌唱シーンがある作品、歌手が自身の曲を歌うシーンがある作品を「歌唱シーンあり」のカテゴリに分類しています。出演者が少し歌を口ずさむ程度のものはカウントしていません。

 

昔の曲について調べるのは結構大変な作業で、タイトルがわからない曲もあります。
当時は大変流行っていたであろう曲でも、私が全く知らない可能性もあります。
調べてもタイトルがわからなかった曲については、「?」としてあります。
特に戦前・戦中の映画などは歌詞が聞き取りづらいものも多く、不明な曲が多いです。

不明曲についてご存じの方がいらっしゃいましたら、ご教示頂けますと幸いです。
また、もし間違いなど発見されましたら、ご指摘いただけますと大変助かります。