【配給】東宝
【原作】有馬頼義
【監督】増村保造
【出演】勝新太郎/田村高廣/安田道代/大瀬康一/宍戸錠/大滝秀治/滝川潤/松山照夫/坂本香/九段吾郎/勝村淳/橋本力/堀北幸夫/上原寛二/森内一夫/松田剛武/馬場勝義/藤春保/美樹博/香住巖/竹内春義/森下耕作
Contents
主題歌・挿入歌
主題歌
- 「兵隊やくざ」勝新太郎
- 「男と男」勝新太郎
挿入歌
- 「紺屋高尾」篠田実(歌:勝新太郎)
(☆印:OPまたはEDでクレジットされている曲)
楽曲使用シーン
1.「紺屋高尾」
芳蘭(安田道代)と酒を飲みながら、大宮(勝新太郎)が浪曲を唸る。
2.「男と男」
銃弾が飛び交う中、有田(田村高廣)を探しに大宮がひとり飛び出すシーンで流れる。
3.「紺屋高尾」
有田・芳蘭と一緒に捕まったところで、大宮が唸る。
4.「兵隊やくざ」
ラスト、軍服を燃やして二人で肩を組んで歩きはじめるシーンで流れる。
大映で製作された八作目までとは毛色の異なる作品です。
シリーズ七作目で終戦を迎え、八作目は終戦直後の話でしたが、本作では戦時中の昭和19年に時間が戻っています。
また、大宮(勝新太郎)は字が書ける設定になっていたりと、これまでとの相違点も多いです。
大宮と有田(田村高廣)の絡みが少ないのが、ちょっと寂しいですね。
音楽も前作までとは雰囲気がガラリと変わっています。
戦争映画というより、恋愛歌謡映画みたいな印象を受けます。