日本のいちばん長い日【公開日:1967年8月3日】

日本のいちばん長い日(1967)
【公開】1967年(昭和42年)
【配給】東宝
【監督】岡本喜八
【出演】宮口精二/戸浦六宏/笠智衆/山村聰/三船敏郎/小杉義男/志村喬/髙橋悦史/井上孝雄/中丸忠雄/黒沢年男/吉頂寺晃/山田晴生/香川良介/明石潮/玉川伊佐男/二本柳寛/武内亨/加藤武/川辺久造/江原達怡/飯田覚三/起田志郎/田中志幸/山田圭介/三井弘次/土屋嘉男/島田正吾/森野五郎/堤康久/髙田稔/加東大介/石田茂樹/田崎潤/平田昭彦/堺左千夫/中村伸郎/竜岡晋/北竜二/野村明司/藤木悠/北村和夫/村上冬樹/北沢彪/今福正雄/天本英世/神山繁/浜村純/小瀬格/佐藤允/久保明/草川直也/秋月正夫/野村清一郎/桐野洋雄/荒木保夫/石山健二郎/滝恵一/藤田進/田中浩/佐田豊/上田忠好/勝部演之/伊藤雄之助/長谷川弘/青野平義/児玉清/浜田寅彦/袋正/小林桂樹/中谷一郎/若宮忠三郎/山本廉/中山豊/森幹太/伊吹徹/久野征四郎/小川安三/田島義文/加山雄三/新珠三千代/宮部昭夫/関口銀三/関田裕/井川比佐志/小泉博/松本幸四郎/仲代達矢(ナレーター)

Contents

主題歌・挿入歌

挿入歌

  • 「若鷲の歌」霧島昇/波平暁男(歌:町民たち)
  • 「君が代」国歌

(☆印:OPまたはEDでクレジットされている曲)

 

楽曲使用シーン

1.「若鷲の歌」
埼玉の児玉基地で、出撃を前にし、歓送にやってきた児玉町民が歌う。

2.「若鷲の歌」
玉音の録音が行われているとき、児玉基地から特攻隊が出撃、児玉町民が歌いながら出撃機を見送る。

3.「君が代」
「君が代」奏楽のあとに玉音放送。

 

MEMO
終戦直前に起きた陸軍将校のクーデター未遂事件「宮城事件」を題材にした作品。
超豪華出演陣による重厚な演技で、玉音放送までの長い一日を丁寧に追う・・・何度観ても素晴らしい。
混乱と狂気に満ち満ちた空気に、観ているこちらまで包まれるようです。

いまの平和な日本の姿を知っている人間から見たら、決起した将校たちの姿は「狂気」と映りますが、それを今の価値観でどうこういうのは無意味だと思います。
降伏したらどうなるかなど、誰にもわからなかったのですから。
決起が正しかったかどうかということは置いておいて、それぞれが国を思うその純粋な熱情には心打たれます。

「若鷲の歌」に送られての児玉基地からの出撃シーンは、本当に泣けます。

このような犠牲の上にいまの平和な日本があるということ、国を守ってくださった英霊たちに感謝し、毎年、終戦記念日が近くなると観たくなる作品です。

 

 

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Author:加陽 栄華(Kayo Eiga

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昔の曲について調べるのは結構大変な作業で、タイトルがわからない曲もあります。
当時は大変流行っていたであろう曲でも、私が全く知らない可能性もあります。
調べてもタイトルがわからなかった曲については、「?」としてあります。
特に戦前・戦中の映画などは歌詞が聞き取りづらいものも多く、不明な曲が多いです。

不明曲についてご存じの方がいらっしゃいましたら、ご教示頂けますと幸いです。
また、もし間違いなど発見されましたら、ご指摘いただけますと大変助かります。