みな殺しの霊歌【公開日:1968年4月13日】

『みな殺しの霊歌』
■公開:1968年(昭和43年)
■配給:松竹
■監督:加藤泰
■出演:佐藤允/倍賞千恵子/中原早苗/應蘭芳/菅井きん/沢淑子/河村有紀/松村達雄/須賀不二男/石井均/穂高稔/角梨枝子/渡辺篤/吉田義夫/高野真二/大泉滉/太宰久雄/石井富子/明石潮/諸角啓二郎/滝左太郎/山本幸栄/渡辺紀行/島伸行/川村禾門/松原進/志賀真津子/加島潤/水野耕作/小林千恵/樫明男/加登秀樹/大島章太郎/川島照満/沢田佑行/柏木緑/柏田旦子/泉真喜/藤田憲子/ザ・クーガーズ

Contents

主題歌・挿入歌

挿入曲

  • 「いつでも夢を」橋幸夫・吉永小百合
  • 「ロマンス 第2番 ヘ長調 作品50」ベートーヴェン
  • 「好きなんだ」ザ・クーガーズ
  • 「君の名は」織井茂子

(☆印:OPまたはEDでクレジットされている曲)

 

楽曲使用シーン

1.「いつでも夢を」
川島(佐藤允)が、清の部屋のステレオでレコードをかける。

2.「ロマンス 第2番 ヘ長調 作品50」
喫茶店の店内BGM。

3.「好きなんだ」
食堂のテレビで、クーガーズの演奏映像が流れる。

4.「君の名は」
食堂の親父(明石潮)がテレビのチャンネルをかえたら、映画『君の名は 第一部』の映像と主題歌「君の名は」が流れる。

5.「いつでも夢を」(口笛)
回想シーンで、清が口笛を吹きながら配達している。

 

MEMO
クーガーズは画面で確認できるメンバーは5人だけ。
もともとは6人だったはずなので、ドラムの土志田さんが脱退した直後でしょうか。
衣装は、例のお洒落なキュロットスカートのユニフォームではなく、蝶ネクタイのスーツ姿です。
歌唱シーンは一応ありますが、一瞬映るだけ(1~2秒くらい)。

ゴーゴークラブで演奏しているバンドもクーガーズなのかな??
(顔がハッキリ映っていないので特定できなかった)

食堂の若い男子店員が長髪なのも、GSブームの影響でしょうね。
その店員くんは「乞食みたいな頭してやがって」と言われてますが(笑)、この一言のセリフから、当時GSが世の大人たちからどのような目で見られていたかが伝わるような気がします。

 

 

関連作品

  1. 鐘の鳴る丘 第一編 隆太の巻【公開:1948年11月】

  2. 兵隊やくざ★強奪【公開日:1968年10月5日】

  3. 愛と死の記録【公開日:1966年9月17日】

  4. あゝひめゆりの塔【公開日:1968年9月21日】

  5. 警視庁物語 魔の最終列車【公開日:1956年3月8日】

  6. 悪徳【公開日:1958年2月19日】

  1. サイト移転のお知らせ

  2. ねんねこ社員【公開日:1956年7月25日】

  3. 警視庁物語 血液型の秘密【公開日:1960年6月7日】

  4. 警視庁物語 深夜便130列車【公開日:1960年1月27日】

  5. 象を喰った連中【公開日:1947年2月11日】

当サイトについて

Author:加陽 栄華(Kayo Eiga

掲載している情報は、管理人・加陽が個人的に調べたものです。
★★無断転載・無断使用は厳禁です!★★
調査・検証については慎重に行っておりますが、情報の正確性を保証するものではありません。

★基本的には、歌入りの曲のみを拾って調べています。
★インストは、クラシックなどの有名曲は拾っている場合もありますが、基本はスルーしています(キリがないので)。
★歌唱シーンや演奏シーンについては、実際に役者本人が歌唱・演奏しているかどうかについては検証していません。
★カテゴリ「歌唱シーンあり」⇒ステージでの歌唱シーンがある作品、歌手が自身の曲を歌うシーンがある作品を「歌唱シーンあり」のカテゴリに分類しています。出演者が少し歌を口ずさむ程度のものはカウントしていません。

 

昔の曲について調べるのは結構大変な作業で、タイトルがわからない曲もあります。
当時は大変流行っていたであろう曲でも、私が全く知らない可能性もあります。
調べてもタイトルがわからなかった曲については、「?」としてあります。
特に戦前・戦中の映画などは歌詞が聞き取りづらいものも多く、不明な曲が多いです。

不明曲についてご存じの方がいらっしゃいましたら、ご教示頂けますと幸いです。
また、もし間違いなど発見されましたら、ご指摘いただけますと大変助かります。